【2008年12月の出来事】

、セロー号ですが、手元に届いたCDIを交換しても全く点火プラグからは火花が飛ばず!がっくり!

一番最初に疑いがあった、イグニッションコイル(新品は4000円程)ですが、もしかして規定値は正常でも不良があるかもしれないと思って又もやオークションでプラグキャップ付きのイグニッションコイルを300円で落札。送料はエクスパック500。

わずかな期待を込めて、実験!

…見事ハズレです。

もう残すはジェネレータ(発電機)一式のみ…
なので、結局25,000円で新品ジェネレータ一式買いました。

クランクケースを開けてみると、なんかプラスティックの破片が散らばっています。

どうやらピックアップコイルの結束バンドが切れて散乱している様子。

ステータコイルは絶縁不良を起こしているものの充電はしているし、原因はピックアップコイルと断定。

左が新品(白い!)右がオイルで焼けただれて真っ黒な不良のコイル達。

液体ガスケットも併用して板ガスケットを新品に取り替えて元通りにオイル漏れ対策も万全に組み直します。
そして、オイルを入れて準備万端。

エンジン一発始動です!!

点火系、充電系の電装は結局ハーネス以外は総取り替えとなりました。
オークションで安く落札した正常な中古部品は、予備として保管します。

分解したついでに、エンジンのオーバーホールもする事にします。
今回は、ピストンリングの交換だけ。

キャプレター、マフラー、カムチェーンを外してシリンダーヘッドの取り外し。

そこで、またもや問題が…
エキゾーストパイプのボルトがシリンダーヘッドに固着して外れません。
排気の強烈な熱でボルトが酸化して固着している様子です。
なので、今回はボルトの頭ごとサンダーで切り落としました。

そして、ピストンの頭が現れました。
かなり、焦げ付いています。

カムチェーンをクランクケース内へ落とすと大変な事になるらしいので、しっかり針金で結んでおきます。
取り外したエンジン部品は砂と油まみれで真っ黒なのでワイヤーブラシで丁寧に磨きます。

そしてピストンリングの組替え。

後は、エンジンオイルをピストン、シリンダー、シリンダーピンに塗りこんでバラした順番に組み付けます。

途中、カムチェーンに結んでいた針金がカムスプロケットに絡まってしまい、また分解しましたが何とか完成。

そして、エンジン始動!!

ド!バ!バ!バ!バ!爆音が!!!!
完全に暴走族仕様です。

エキゾーストパイプはまだ、ボルトが取り付けられない状態なので、排気音が漏れまくりなのです。

しかし、マフラーを手で抑えつけるとエンジン音は軽く、軽快な音に生まれ変わっています。

2年程前からキックでしか、かからなかったエンジンもセルモーターで一発始動です。

今日は、クリスマス。
今回のスパークリングワインは結構、アルコール度が高いです。
すぐ、酔ってしまった。
さて、問題の錆付いたボルトですが、結局逆ネジドリルぶち込んでも抜けませんでした。

そこで、完全にサンダーでボルトを平らに削った後、残ったボルトの中心にドリルで穴を開けて、タップで新しくネジを切ることにします。

上のボルト穴はネジ切り成功!ボルトもスムーズに入ります。
そして次は下のボルト穴です。

あ~!!!!
やってしまった!!!

力を入れすぎてタップが折れてしまった! 

こうなるとお手上げです。
タップは焼き入れの鋼鉄なのでドリルで潰そうとしても刃が立ちません。

ラジオペンチで格闘すること2時間、びくとも動きません。

そこでネットで検索してみると、折れたタップの引き抜き専用の工具を発見。

プールタップという工具で、タップの太さに合った3本爪のドライバーになっています。 

これ一本で2千円以上します。

迷わず買ってしまいました。
そして難なく、折れたタップの引き抜きに成功!

今度はネジ切りもスムーズにできて、エキゾーストパイプを取り付けることが出来ました。

爆音もなく、エンジン始動でセロー復活!!
…と思いきやキャプレターからガソリンがどっと漏れてきました。 
おそらくフロートバルブの詰まりです。

エンジンのオーバーホール中に錆かゴミが入ってしまった模様なので、また燃料タンクを取り外して今度はキャプ内の清掃です。

そして、エンジン内にもゴミが入っていると思い、しばらくエンジンをかけてオイルを循環させた後、オイルを抜いてみると、見事にフィルターに錆とゴミが大量に付着していました。

即、オイル交換です。

やっとのことでセロー号復活です。

そんなこんなで、今年は年賀状作成に追われています。
さあ、お次はフロントブレーキ マスターシリンダのオーバーホールです。

ブレーキオイルを吸い出してマスターシリンダを取り外します。

サビサビでゴムもボロボロ状態です。

上が、ボロボロのマスターシリンダのピストン。
下が新品部品。
タンク内を綺麗に掃除して、エアーでゴミを吹き飛ばします。

新品部品を順番に組み付けて、最後にサークリップをはめて完了。
ハンドルに取り付けます。

ここから、ブレーキオイルを入れた後のエアー抜きが大変なのです。
ブレーキレバーを何十回、何百回となく、握ってエアーを抜きます。

これで握力は鍛えられます!

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